1 令和5年度巻巻頭頭文文 医療法人誠和会の令和5年度年次中島地区事業報告書の発刊にあたって一言ご挨拶申し上げます。 ご挨拶の冒頭にあたり、本年1月の発生した令和6年能登半島地震により被災された皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。 さて、医療法人誠和会の事業は中島地区と老松地区からなりますが、当法人では中島地区の倉敷紀念病院の老朽化と健診事業の整備拡大に伴い、地域医療構想の承認のもと、当該病院の全面建替え工事と全病床の回復期への機能転換を進めております。法人創設以来の大事業でありますが、病床機能の転換は令和5年9月までに完了し、回復期リハビリテーション病棟×1と地域包括ケア病棟×2の計3病棟校正で総病床数を148床として新たなスタートを切りました。新病院の竣工は令和6年8月を予定しており、10月1日から新・倉敷紀念病院での診察開始を予定しております。 中島地区の事業規模は、収益ベースで医療系が55%、介護系が45%を占めるようになり、介護系の占める割合が増えてきています。令和5年度の予算計画は介護系事業体の奮闘をあり中島地区全体でわずかに減収ながら増益となり、概ね予算達成となりました。老松地区の業績も昨年に引き続き順調に推移しており、誠和会の連結決算としては健全経営の域にあると考えておりますが、建替え事業による借り入れ金の今後の返済を見据え、いっそうの生産性向上に努めてまいる所存にございます。 引き続き職員の理解と協力のもとで健全経営を目指して医療・介護を通して社会貢献できるよう努めてまいりますので、地域の関係者の皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。 医療法人誠和会 理事長 小出 尚志 令令和和55年年度度 年年次次事事業業報報告告書書((中中島島地地区区事事業業))のの発発刊刊ににああたたっってて
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