紀念病院 年報2025
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令和5年度 2倉敷紀年病院の令和5年度年次事業報告書の発刊にあたって一言ご挨拶申しあげます。 令和5年度は、5月連休明けに新型コロナウイルス感染症が、2類から5類に引き下げられました。100年に1回といわれている今回のパンデミックは2020年から変異を繰りかえすウイルスのためにすでに3年間に8回の感染の波を繰り返していました。感染力は強くなるものの、ワクチンの効果もあって、病原性は低下して重症肺炎になるものは少なくなりつつあります。しかしウイルスがいなくなるわけではないので、今年度も夏に第9波、冬に第10波を経験しました。 病院新築工事は順調に進んで、1年間で6階まで躯体が出来上がり、内装工事が進んでいます。これに合わせて病床転換も進行し、5階特殊疾患病床の廃棟は7月末には完了しました。また当初困難が予想されていましたが、2階急性期一般病棟も8月末には地域包括ケア病棟に転換が無事終了しました。これによって急性期病棟、慢性期病棟は完全になくなり、2階3階の地域包括ケア病棟、4階が回リハ病棟の回復期医療が主体の病院に生まれかわりました。 個人的には、病院長としての3年目もなかなか問題が多い1年間でしたが、今年度の目標を何とか達成できたのは、職員の皆さんが良く協力してくださったおかげで大変感謝しています。また来年度は秋に新病院への移転をすることになります。引き続きよろしくお願いいたします。 倉敷紀念病院 院長 岡﨑 守宏 巻巻頭頭文文 令令和和55年年度度 年年次次事事業業報報告告書書のの発発刊刊ににああたたっってて

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