紀念病院 年報2025
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伊勢 眞樹リリハハビビリリテテーーシショョンン科科 リハビリテーション部部長 診診療療内内容容とと科科のの特特色色 診療内容は、リハビリテーション一般で、脳血管障害、整形疾患、内科疾患や外科的治療後、疾患のために機能低下や能力障害を認める患者様を対象に、能力の評価、リハビリテーションの処方、本人・家族への生活指導などを行い、機能の回復・能力の再獲得を目指しています。 特に本院の対象患者は高齢者がほとんどであり、家庭での生活を健康で楽しく、豊かに送っていただくために①先端リハビリテーション医療機器を導入して楽で効果的な運動療法の提供と②「こけない体づくり・むせない体づくり」をモットーに体操の指導をさせていただいております。 退院後は介護保険下のリハ医療への継続を通所・訪問リハ、老人保健施設との密接な連携により実施し、患者様・利用者様の地域での豊かな生活の継続を支援しております。 嚥下障害に対しては、嚥下状態のチェックや嚥下造影検査(VF)、嚥下内視鏡検査(VE)にて評価し、評価に応じた安全な経口摂取を目標に摂食嚥下治療を行っております。また、月曜日午後の義肢装具診察にて、的確な義肢装具の処方を行い困らない生活能力の改善と維持を図っています。 主主なな検検査査、、診診断断機機器器ととそそのの説説明明 嚥嚥下下造造影影検検査査((VVFF検検査査)) 嚥嚥下下内内視視鏡鏡検検査査((VVEE検検査査)) (非常勤) 平成8年 川崎医科大学卒 日本リハビリテーション医学会認定臨床医・専門医・指導医 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士 日本医師会認定産業医 日本臨床神経生理学会専門医 昭和54年 川崎医科大学卒 医学博士 日本リハビリテーション医学会認定臨床医 ・専門医・指導医 厚生労働省義肢装具判定医 いせまさきひらおか平岡たかし 崇令和5年度 56

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