新人教育では、基礎教育から始め、医療者として必要な専門的な知識と技術を習得できる学習体制を構築しています。新人教育は約1年間とし、プリセプター制度を導入しています。入職直後から先輩がマンツーマンで個人の能力やペースに合わせて支援します。また、プリセプターのみならず、室長や大学教員・複数の先輩からより多くのことを学べる環境づくりに努めています。入職後は、オリエンテーション、スキルチェックシートを使用し進めていきます。オリエンテーションでは、入職後約5日の期間内にて実施し、職務を遂行する上で重要なことや、リハビリテーション部全体に関わることを各担当スタッフから学びます。スキルチェックシートは、診療業務遂行上、最低限の必要項目を記載したチェックシートで、入職時のオリエンテーションや診療業務を通してチェックできるよう進めます。新人教育の最終目標は、症例検討報告会での発表となり、手順に基づいて発表テーマ・抄録を作成し症例検討を行います。
外部教育では、理学療法士協会、作業療法士協会、言語聴覚士協会主催の新人教育プログラムの履修を勧めています。リハビリテーション部には、各種専門チームがあり勉強会や技術指導を実施しており、将来は認定・専門療法士の資格取得など、各セラピストが望む専門性の向上を支援しています。学術活動は、日々の臨床業務からEBM(根拠に基づいた医療)を考慮した治療について、各学会へ参加し情報の発信収集に努めています。部内での勉強会発表、学生や後輩指導、学会等での研究発表、医学論文の投稿などの支援を行っています。また、リハビリテーション部には下記の優れた設備もあり、日々の臨床に役立てることが可能です。