倉敷紀念病院 リハビリテーション部

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部長より

誠和会 リハビリテーション部 部長 鈴木 康夫

部長 鈴木康夫

回復期リハビリ病棟で脳疾患を担当しています。私はこの病棟の専従で、この病棟のみの業務を行い、脳卒中と脳神経外科の専門医として、急性期直後の様々な変化にも適切に対応しています。回復期リハビリ病棟の対象である骨疾患については、整形外科の専門医が担当します。そして、リハビリ療法士を含め、病棟では看護師・介護士・管理栄養士・薬剤師・クラークおよび社会福祉士など多くの専門の職種によりチーム医療を行っています。

おひとりおひとりの病態は異なっていますので、その方の年齢や体調に合わせ、親身に寄り沿った包括的なリハビリを心掛け、住み慣れた自宅に早く戻っていただけるようにと、365日 毎日 途切れることなく取り組んでいます。退院後の生活に多少なりとも不安のある方には、その方に適したサービスの調整や環境整備(住宅改修で手すりの設置など)および短期間の施設の利用などを提案し、自宅での生活に困ることがないようにお手伝いしています。また、重症の方も発症から数週間と日も浅く、少しでも回復されますように希望を持って、寝たきりの防止などにも努めています。

当院では内科の各種専門医や耳鼻咽喉科・皮膚科・泌尿器科など多くの診療科がそろっており、肺炎や心機能低下・皮膚掻痒症・失禁などのさまざまな併発症にもすぐに対応できる状況ですので、快適で安心な入院生活を送っていただけます。

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