お知らせ

HAL®腰タイプ自立支援用を導入しました!

HAL

HAL®腰タイプ自立支援用は、足腰の弱った方などが装着して立ち座り動作などを繰り返して練習をすることにより身体機能の向上を促す最新の装着型ロボットです。

立ち座りの動作の際に脳から筋肉に送られる信号を読み取ることで装着者の意思に沿った動作が実現されるため、HALを外した状態でも日常生活の活動度を高めることが期待できます。


HAL®腰タイプ自立支援用の治療効果

HAL

  • 立ち座り動作の際にお尻が上がりやすくなり、ふらつきも少なくなってしっかりと立つことができます。
  • 立ち座り動作を繰り返すことが簡単になり、何回も動作を繰り返すことができるようになり、足腰や体幹の筋力がきたえられます。
  • 筋力がきたえられることにより動作が確実に安定して行えるようになり、起立や歩行が安定してできるようになります。
  • 身体機能が向上して日常生活活動の向上につながり、転倒や介護負担が減ります。

当院でも3例の実施ケース効果が得られました
HAL

  • ケース1:装着にて20回の起立練習が可能となりHAL®無しでの起立回数の増加と起立動作時間の短縮を認め持続的な効果も認めました。
  • ケース2:起立回数の増加、時間が短縮し同様の効果がありました。
  • ケース3:装着にて20回の起立練習が可能であり、3回の起立が介助なしで可能となった。立ちやすくなったと同様の感想でした。

岡山県内で導入第1号施設

倉敷紀念病院は、HAL®腰タイプ自立支援用を岡山県内ではじめて導入しました。(2018年11月1日現在)
→ CYBERDYNE株式会社 ホームページ

HAL®腰タイプ自立支援用の治療について

HAL®腰タイプ自立支援用の治療については、入院患者さん対象です。リハビリテーション科医の診察結果によってHAL®腰タイプ自立支援用を用いたリハビリテーションが行われます。(適応でないと判断される場合があります。)


(2018.11.01)

岡山ロボケアセンター株式会社と技術提携

倉敷紀念病院は、岡山ロボケアセンターと技術提携し、伊勢医師が技術指導・相談役を務めています。

岡山ロボケアセンター(倉敷市幸町)では、CYBERDYNE株式会社が開発・製造・販売を行う、装着者の意思に従って動作するロボットスーツ「HAL」を使用したトレーニングプログラムHAL FITの実施を主な事業とし、障がいをお持ちの方などに対し最先端のトレーニングを提供します。

(2019.06.18)

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