お知らせ
磁気刺激装置Pathleader(パスリーダー)を導入しました!
麻痺や高齢の患者で筋肉の収縮が難しい場合には電気刺激装置を使用しますが、収縮が得られなかったり、通電時に痛みが生じることがあります。
磁気刺激装置Pathleader(パスリーダー)は、従来の磁気刺激装置の10分の1まで小型・軽量化した装置で、連続的かつ長時間の磁気刺激が可能です。コイル内で磁束を作り出して生体で「渦電流」を発生させて刺激することが特徴となります。
これにより、有効な筋収縮を痛みなく得ることができ、衣服の上から簡便に刺激することができる刺激装置です。
利点
- 刺激部位に固定するだけで衣服の上から刺激が可能で、有効な刺激部位を簡単に探すことができ効果的な刺激が可能です。
- 刺激中に痛みはなく、副作用はありません。
- 自動運動を伴う積極的で効果的な反復運動ができます。
効果
- 刺激が簡便で多部位の刺激が可能です。
- 患者さんの受け入れが良く、自動運動ができることにより運動への動機づけが行い易くなります。
- 運動が自発的に行えるようになり、動作が改善し、手を伸ばす動作や掴む動作がやり易くなった例や足の振り出しが良くなり歩幅が大きくなり歩く速さが向上した例がありました。
岡山県内では倉敷紀念病院と川崎医療福祉大学のみ導入
磁気刺激装置Pathleader(パスリーダー)は、岡山県内では倉敷紀念病院と川崎医療福祉大学のみ導入されています。(2018年11月5日現在)
→ 株式会社IFG 納入実績書をご確認ください。
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磁気刺激装置Pathleader(パスリーダー)の治療について
磁気刺激装置Pathleader(パスリーダー)の治療については、入院患者さん対象です。リハビリテーション科医の診察結果によって磁気刺激装置Pathleader(パスリーダー)を用いたリハビリテーションが行われます。(適応でないと判断される場合があります。)
(2018.11.05)