取り組み

日本リハビリテーション医学会 研修施設

倉敷紀念病院は日本リハビリテーション医学会の研修施設です

日本リハビリテーション医学会の認定施

当院は、2017年7月22日より日本リハビリテーション医学会研修施設に認定されリハビリテーション専門医・臨床認定医をめざす先生方の受け入れを行っています。

当院のリハビリテーション医療は、急性期から回復期、維持・在宅期と一貫した流れを構築しており、どの分野での研修も可能です。

専門医・認定臨床医の取得をお考えの先生がおられましたら、お気軽にご連絡下さい。


担当医師

日本リハビリテーション医学会の認定施
リハビリテーション科 統括部長 伊勢 眞樹 医師

リハビリテーション科指導医
医学博士
リハビリテーション医学会認定臨床医・専門医
厚生労働省義肢装具判定医

リハビリテーション科 部長 鈴木 康夫 医師

回復期リハビリテーション病棟専従医
医学博士
日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会専門医
日本がん治療認定医機構暫定教育医

リハビリテーション科の理念

メディカルケアからヘルスケアへ -- 治す・支える・看取る医療の実践 --

施設の特徴

地域医療は医療機能の集約化と連携が重視されるが、当院は、地域の2次救急医療とともに、急性期後の医療を担っている。194床の病院は急性期一般病床、回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病床、医療療養病床、特殊疾患病床という機能の異なる病床群から成り、さらに隣接する多様な介護関連施設と在宅医療部門を有し、医療・介護・福祉の切れ目のないリハビリ連携を提供する。

リハビリテーションサイクル

⇒リハビリテーション科
⇒回復期リハビリテーション病棟

研修内容

専門医を志す若き医師にとって、急性期病院から転院していく患者の「その後」を知り、急性期後の後方支援病院との連携の重要性と問題点を理解することはきわめて大切である。急性期病院から自宅への退院、復帰が困難で転院となった患者の入院主治医となり、退院できなかった諸問題を整理し、それらの解決と在宅復帰に向けて、多職種のチーム医療として取り組む。その実際のリハビリマネジメントの中で、医療と介護の制度を学ぶ。在宅訪問診療にも同行し、在宅医療の現場を学ぶ。

研修を実施するにあたり特に工夫している事

多施設、多職種カンファレンスへの積極的参加の場を設ける。リハビリだけでなく、NST、皮膚褥瘡潰瘍、コンチネンス、病棟別カンファレンスなど多くの多職種カンファレンスへの参加で急性期後医療におけるチーム医療の重要性を学ぶことができる。また、異なる機能を有する病棟間の連携、病院と介護施設間の連携、在宅部門との連携、病院のみならず、多様な介護関連施設も含めて、医療・介護・福祉の切れ目のないリハビリ連携の実態を学ぶことができる。

日本リハビリテーション医学会の認定施

認定基準(日本リハビリテーション医学会より)

  1. 日本リハビリテーション医学会が認定するリハビリテーション科専門医が指導医として常勤し、専門医制度卒後研修カリキュラムに基づき研修を行うものとする。
  2. 認定臨床医及び専門医を目指す医師の研修が行えること。
  3. 専門医が常勤して、指導医の認定を受けていること。(指導医と研修施設の同時認定申請可能)
  4. 臨床研修カリキュラムに基づいて、リハビリテーション医療における理学療法、作業療法並びに言語聴覚療法が研修できることが望ましい。

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