取り組み

健康教室

糖尿病教室

2019/01/16

1月の糖尿病教室は、林医師と看護師を講師に「合併症が進んだら…?」というテーマで開催しました。

糖尿病教室

まずは、糖尿病が原因で起こる合併症について、おさらいしました。
合併症にも「急性合併症」と「慢性合併症」があり、慢性合併症の中でも毛細血管が傷ついて起こる「細小血管症」と、太い血管が動脈硬化で詰まることで起こる「大血管症」、それ以外の合併症があります。

細小血管症である「網膜症」「腎症」「神経障害」の初期の症状と、進行した時の症状についての解説と、大血管症を引き起こす元となる動脈硬化の危険因子について説明がありました。

看護師からは、「糖尿病は『治す』病気ではなく『コントロールする』病気です。血糖コントロールが悪ければ細小血管症が発現し、血糖コントロールが良ければ合併症の発現が抑えられます。上手にコントロールして、元気に長生きをしましょう。」とまとめの言葉がありました。

林医師からは、「糖尿病の合併症は、進行すると生命にかかわります。けれど、厳しい食事制限や運動療法ばかりでは、続くものも続きません。適量であれば、時には好きなものを食べるのもよいでしょう。ただし、その前後の食事でバランスをとるようにしましょう。」とまとめの言葉がありました。


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