取り組み

健康教室

糖尿病教室

2019/08/21

8月の糖尿病教室では、食事会後に、管理栄養士と林医師が「おいしい『うす味』生活始めませんか?」と題したお話をさせていただきました。

糖尿病教室

平成29年厚生労働省の「国民健康・栄養調査」の結果では、1日の塩分摂取量の平均が男性10.8g、女性9.1gとなっていますが、厚生労働省が2015年に策定した「日本人の食事摂取基準」では、生活習慣病の予防を目的としているため、1日の塩分摂取目標量が、男性8g未満、女性7g未満となっています。
塩分の摂りすぎは、高血圧を引き起こし、心臓病や脳梗塞、腎臓病などの原因となるため、日本高血圧学会のガイドラインでは、高血圧、心臓病、脳梗塞、腎臓病の方は、1日の塩分摂取量は6g未満となっています。
今日はみなさんに「塩分チェックシート」を記入していただき、日頃の塩分摂取量を確認していただきました。

糖尿病教室

塩分チェックの後は、管理栄養士より、塩分を多く含むため注意が必要な食品や、食べすぎた塩分を体の外に排泄させる栄養素について解説させていただきました。
また、薄味を補うための工夫として、香味野菜や香辛料、柑橘類や酢などの酸味、昆布やかつお節など、だしのうま味を利用する方法をお伝えしました。

まとめとして、林医師から「 高齢になると、加齢によって味覚が低下し、味を感じにくくなります。濃い味付けを好むようになり、塩分の過剰摂取につながります。濃い味付けが習慣になると、うす味に慣れるには時間がかかるため、普段から減塩を意識し、うす味を習慣づけましょう。 」とお話をさせていただきました。

【本日のおしながき】

糖尿病教室
  • 枝豆と大葉の混ぜご飯
  • 鶏肉の柚子胡椒あんかけ
  • きゅうりとトマトのおかか和え
  • 夏野菜の煮浸し
  • お吸い物
  • すいか


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