心臓リハビリテーションは、ご自身の心と身体、その双方に向きあうことのできるリハビリテーション治療です。
適切な運動療法を行うことで動作が楽に行えるようになり、快適な日常生活を送りやすくなります。
呼吸リハビリテーションは、「呼吸器に関連した病気を持つ患者が、可能な限り疾患の進行を予防あるいは健康状態を回復・維持するため、医療者と協働的なパートナーシップのもとに疾患を自身で管理して、自立できるよう障害にわたり継続して支援していくための個別化された包括的介入である」と定義されます。
当部での呼吸リハビリテーションでは、患者さん・利用者さん・家族とともに協働し疾患を管理し、可能限り自立して住み慣れた地域で過ごしていただけるよう支援しています。
一昔前までがんは「不治の病」とされていました。しかし近年、医療の進歩と共に生存率が向上し、「がんと共存する時代」となりました。
がん治療の中では、がんそのものの直接的な影響、または手術・化学療法・放射線治療などで二次的に身体障害を有することは少なくありません。そのような方々を対象に、当院では"がんのリハビリテーション"を実施しています。
医療・介護部門における社会復帰支援とは、脳梗塞などの疾患により、仕事や自動車運転の再開をはじめとする社会復帰が難しくなった患者さんに対し、リハビリテーションの提供や支援の策定を行っています。
私たちは主に脳梗塞などの脳血管疾患にて身体麻痺や高次脳機能障害(注意力や集中力の低下、新しいことが覚えられない、感情や行動の抑制が利かなくなる、よく知っている場所や道で迷う、言葉が出ない等の症状)を呈した患者さんへ関わっています。
在宅リハビリテーションチームでは、通所・訪問リハビリテーション領域における勉強会や症例検討会などを通じて、 より良い在宅リハビリテーションサービスの提供を目指しています。